活動報告
原平協令和5年度中央要望活動を実施
令和6年2月16日山口治太郎会長を始めとする原平協役員8名で、エネルギー問題に関連する中央省庁および国会議員に要望書を提出し、陳情活動を行いました。
今回の活動も地元選出の衆議院議員 髙木毅先生と髙木事務所の方々に大変お世話になり、執り行うことができました。今回は原子力防災や避難道路の早期整備等12項目の要望事項を掲げ、有意義な意見交換会を行うことができました。
以下 要望先(要望順・敬称略)
①髙木 毅(衆議院議員)
②滝波宏文(参議院議員)
③金子修一(原子力規制庁 次長)
④松山泰浩(経済産業省 資源エネルギー庁 次長)
⑤盛山正仁(衆議院議員 文部科学大臣)
⑥衆議院議員 稲田朋美秘書
⑦松下 整(内閣府 政策統括官(原子力防災担当))
⑧梶山弘志(衆議院議員 自由民主党 幹事長代行、総合エネルギー戦略調査会長)
⑨滝沢 求(参議院議員 環境副大臣、内閣府副大臣)、八木哲也(衆議院議員 環境副大臣)
令和6年 原子力発電所ならびに石炭火力発電所の安全祈願祭
第46回 嶺南原子力新春のつどいを開催
令和6年1月12日(金)13時30分より気比神宮拝殿において、令和6年原子力発電所ならびに石炭火力発電所の安全祈願祭を、本部役員・各支部役員・電力事業者の代表者58名が出席し執り行われました。山口会長・各支部代表者・電力事業者代表者の10名が玉串奉奠を行なって本年の安全を祈願しました。
その後会場を敦賀観光ホテルに移して、第46回嶺南原子力新春のつどいが14時40分より本部・支部会員や法人会員121名が出席して開催されました。
新春のつどいに先立って、元旦に発生した令和6年能登半島地震によりお亡くなられた方へ黙禱を捧げました。そのあと山口治太郎会長による主催者挨拶の後、来賓の方々に祝辞を頂きました。
引き続き、東京都市大学 理工学部原子力安全工学科 教授で工学博士の高木直行先生を講師としてお招きし、「新時代を迎える原子力~革新炉と医学・宇宙への応用~」と題して記念講演が行なわれました。講演ではGX戦略と革新炉・原子力の医学応用・原子力の宇宙応用そして最後に新時代の原子力と嶺南Eコーストについても触れられ、新春のつどいに相応しい夢のある講演となりました。講演後懇親会も盛大に開催されました。
研修委員会 福島視察研修会を実施しました
令和5年12月14日から16日までの3日間の日程で、研修委員会主催事業として、高レベル放射性廃棄物の地層処分に絡めて視察研修を行いました。本事業の報告については令和6年3月2日(土)発行予定の福井新聞『えねるぎーかわらばん第100号』に一部掲載させて頂きます。またこの視察で感じたことを映像化しましたので、広くPR活動を行っていきたいと思います。
◇視察施設
・東京電力廃炉資料館
・とみおかアーカイブ・ミュージアム
・東日本大震災・原子力災害伝承館
・除去土壌を管理する中間貯蔵工事情報センター
◇参加者
・24名(原平協会員、福井大学附属国際原子力工学研究所安田教授と学生)
◎本事業は、NUMOからの委託を受け、(一財)日本原子力文化財団が支援しています。
研修委員会 勉強会『高レベル放射性廃棄物の地層処分とその現状について』を開催
令和5年11月2日(木)、表題の本部研修事業を敦賀市あいあいプラザ2Fにて開催しました。講師としてNUMO地域交流部地域交流第一グループGM幸正勇人様をお招きし、また福井大学附属国際原子力工学研究所の学生の皆様にもご参加頂き、勉強会を行いました。<参加者36名>
今回の事業を通じて、参加者で高レベル放射性廃棄物の地層処分の基礎知識と現状の課題を共有できました。参加者からは、NUMOの取り組みへの質問や、立地地域外での理解促進、若者への教育の提言など、様々な意見が交換されました。日本の未来に原子力エネルギーが必要だからこそ、我々は高レベル放射性廃棄物の最終処分問題から目をそらさず今後も見識を深めなけらばならない、と実感した勉強会でした。
『2023年エネルギーフォーラムin敦賀』を開催
令和5年9月16日(土)14時より敦賀市民文化センター大ホールにて、「地域の未来と日本のエネルギー問題を考える」をテーマに開催しました。
講師に元衆議院議員の金子恵美さんと常葉大学名誉教授の山本隆三さんをお迎えし、またコーディネーターとしてフリーアナウンサーの青木源太さんを交え、二部構成で行いました。
第一部スペシャルトークでは、金子さんが「元政治家が教える上手な人付き合いの秘訣」をテーマに自尊意思の発信と継続だけでなく相手の意見を聞き相互理解が大切であると語られました。
第二部トークセッションでは、「エネルギー・原子力政策と地域経済」をテーマに世界のエネルギー情勢とロシアによるウクライナ侵略、EU世論が原子力発電推進に動いた流れについて語られました。また、福井県の人口減少と成長産業には発電時に炭素を排出しない0炭素発電の活用と安心かつ安全を第一とした新しい原子力発電の新設、そして同時に原子力発電の熱を使って作られるクリーン水素の製造所の建設が重要であると話されました。
本年度はおよそ350人の来場者をお迎えし、有意義に開催することが出来ました。
研修委員会 勉強会『今やるべき原子力防災と廃棄物処理問題への挑戦』を開催
令和5年8月19日(土)、表題の本部研修事業を開催しました。講師として福井大学附属国際原子力工学研究所教授 安田 仲宏様、東日本大震災・原子力災害伝承館 常任研究員 大杉 遥様をお招きし、また福井大学附属国際原子力工学研究所より5名の学生にご参加頂き、勉強会と意見交換会を行いました。(本会からは21名参加)
今回の事業を通じて、原子力エネルギー促進のためには、安全性の確保と共に防災対応からも目をそらさずにその実効性を理解する必要があり、また同様に放射性廃棄物の処理問題についても見識を深めなければならないと実感致しました。
また、若い研修者の皆さんと接することで、原子力防災の実効性を学び伝えることや、最終処分を自分事で考えることは、まさに今を生きる我々「大人の責任」なのだということを気づかされる機会となりました。
今後、日本の未来のために防災対応と最終処分問題を自分事として考え、その見識と思いを周りに伝播していきたいと思います。
令和5年原子力発電所ならびに石炭火力発電所の安全祈願祭および
第45回「嶺南原子力新春のつどい」を開催
令和5年1月13日14時より令和5年原子力発電所ならびに石炭火力発電所の安全祈願祭を、気比神宮本殿にて本部・各支部・電力事業者の代表者が出席し執り行われました。その後15時から敦賀観光ホテルにて、嶺南原子力新春のつどいが開催されました。山口治太郎会長による主催者あいさつの後、来賓の方々に祝辞を頂きました。引き続き慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート特任教授で総合エネルギー調査会基本政策分科会原子力小委員会委員を務められている遠藤典子先生を講師としてお招きし、「ウクライナ危機と我が国のエネルギー安全保障政策」と題した記念講演が行われました。講演では日本のエネルギー現況を示され、エネルギーの安定供給や安全保障の確保からも、原子力発電が果たす重要な役割を述べられました。また世界の原子力発電について中国、ロシアが台頭してきていることを危惧し、日本の海外での実績作り、経験値を増やすことの必要性を指摘されました。講演後も数名から質疑がなされ、とても充実した講演会となりました。
原平協令和4年度中央要望活動を実施
11月25日山口治太郎会長を始めとする原平協役員9名で、エネルギー問題に関連する中央省庁および国会議員に要望書を提出し、陳情活動を行いました。
今回の活動も地元選出の衆議院議員 髙木毅先生と髙木事務所の方々に大変お世話になり、執り行うことができました。限られた時間を駆け足で行いましたが、充実した活動であったと思います。
以下 要望先(要望順・敬称略)
①滝波宏文(参議院議員 自由民主党 原子力規制特別委員会 幹事長)
②金子修一(原子力規制庁 次長) ③小林茂樹(衆議院議員 環境副大臣)
④髙木 毅(衆議院議員 自由民主党 国会対策委員長)
⑤遠藤利明(衆議院議員 自由民主党 総務会長) ⑥衆議院議員 稲田朋美秘書
⑦萩生田光一(衆議院議員 自由民主党 政調会長)
⑧千原由幸(文部科学省 研究開発局長) ⑨簗和生(衆議院議員 文部科学副大臣)
⑩太田房江(参議院議員 経済産業副大臣)
⑪山田 仁(経済産業省 資源エネルギー政策統括調整官)
幌延深地層研究センター等視察研修会を実施しました
9月26日から28日までの3日間の日程で、広報委員会主催事業として、高レベル放射性廃棄物の地層処分に関する研究施設の視察研修を行いました。本事業の成果をまとめたものを令和4年12月10日(土)発行予定の福井新聞『えねるぎーかわらばん第95号』として掲載させて頂きます。また当ホームページのかわらばんアーカイブにも掲載しますので、こちらの方も是非ご覧ください。
◇視察施設 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
幌延深地層研究センター
広益財団法人北海道化学技術総合振興センター
幌延地圏環境研究所
◇参加者数 8名
◎本事業は、NUMOからの委託を受け、(一財)日本原子力文化財団が支援しています。
『2022年エネルギーフォーラムin敦賀』を開催
令和4年9月10日14時より敦賀市民文化センター大ホールにて、「世界情勢を踏まえたこれからのエネルギー問題を考える」をテーマに、エネルギーフォーラムを開催した。講師に『朝まで生テレビ!』や『ワイドナショー』でおなじみの国際政治学者 三浦瑠麗先生をお迎えし、「エネルギーと環境をめぐる国際情勢~日本がとるべき戦略とは~」と題したご講演をいただいた。カーボンニュートラル、安全保障、グローバリゼーションなどの国際課題を引き合いに、日本のこれからとるべき展望や方向性について、時間の限りお話をされた。コロナ感染対策を施した会場の中で、今年度はおよそ700人の来場者を得て、大変盛会に開催することが出来た。
幌延深地層研究センターおよび関連施設視察研修会の事前勉強会を開催
9月26日から28日までの3日間の日程で、広報委員会主催事業として幌延深地層研究センター等の視察研修会が行われます。当事業を行うにあたり、参加者がより良い成果を得られるよう予備知識の習得も踏まえて、下記のとおり事前勉強会を開催しました。
実施日時:令和4年8月26日(金) 13:30~15:15
場 所:敦賀市福祉総合センター「あいあいプラザ」つどいの部屋
演 題:『高レベル放射性廃棄物等の地層処分について』
講 師:国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構
核燃料・バックエンド研究開発部門 地層処分研究開発推進部
次長 濱 克宏 様
講演内容:①高レベル放射性廃棄物地層処分の概要
②地層処分技術に関する研究開発
③地下水の研究
参加者数:12名(うち男性10名、女性2名)
◎本事業は、NUMOからの委託を受け、(一財)日本原子力文化財団が支援しています。
また事前勉強会の講師は、日本原子力研究開発機構のご協力を頂いております。
第44回「嶺南原子力新春のつどい」・設立50周年記念式典・祝賀会を開催
令和4年1月14日、令和4年原子力発電所ならびに石炭火力発電所の安全祈願祭を、気比神宮本殿にて本部・各支部・電力事業者の代表者が出席し執り行われた。
その後、敦賀観光ホテルにて、毎年恒例の嶺南原子力新春のつどいが開催された。今年度は当協議会が設立50年を迎えることもあり、50周年記念式典も兼ねての開催となった。山口治太郎会長による主催者あいさつの後、来賓の方々に祝辞を頂いた。引き続き拓殖大学顧問・元防衛大臣の森本敏先生を講師としてお招きし、「2020年の国際情勢と原子力エネルギー」と題した記念講演が行われた。講演ではロシア情勢の緊迫化や産油国にまつわる問題、カーボンニュートラルの国際課題、そしてSMR(小型モジュール原子炉)の紹介など多岐にわたってお話され、最後にエネルギー政策は国家発展の基盤であると、結ばれた。
続いて場所をあみやに移し、記念祝賀会が開催された。祝宴中に「原平協50年のあゆみ」というテーマで原平協の歴史を写真で綴ったスライドショーが上映され、関係者は過去の事業を懐かしく振り返っていた。
また当日参加された方には、50周年記念事業の広報委員会が2年かけて作成した「年表 原平協 50年のあゆみ」が配布された。
2021年度福島第一原子力発電所等視察研修会を実施しました
12月7日から9日までの3日間の日程で、広報委員会主催事業として、福島第一原子力発電所および関連施設等の視察研修並びに福島県浜通りにお住まいの方と意見交換会(福島県いわき市)を行いました。この視察研修の成果をまとめたものを令和4年1月15日(土)発行予定の福井新聞『えねるぎーかわらばん第91号』として掲載させて頂きます。また当ホームページのかわらばんアーカイブにも掲載しますので、こちらの方も是非ご覧ください。
◇視察施設 ・東京電力ホールディングス㈱福島第一原子力発電所および廃炉資料館
(福島県双葉郡大熊町)(富岡町)
・東日本大震災・原子力災害伝承館
(福島県双葉郡双葉町)
・福島県環境創造センター交流棟「コミュタン福島」
(福島県田村郡三春町)
・国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構 福島環境安全センター
(福島県田村郡三春町)
◇参加者数 12名
◎本事業は、経済産業省資源エネルギー庁からの委託を受け、(一財)日本立地センターが支援しています。
『50周年記念事業 2021年エネルギーフォーラムin敦賀』を開催
令和3年11月13日14時より敦賀市民文化センター大ホールにて、『コロナ禍の世界情勢と日本のエネルギー問題を考える』をテーマにエネルギーフォーラムを開催した。講師に映画「Fukushima50」の原作者であり、作家・ジャーナリストの門田隆将先生をお招きし、『福島第一原子力発電所事故の真実とコロナ禍の世界情勢~福島第一原子力発電所事故から10年を迎えて~』と題して、時間を超過するほどの大変白熱したお話を頂いた。
コロナ感染対策を施した会場の中で、およそ380人の来場者を得て、盛会に開催することが出来た。フォーラム最後に司会者より『2021年エネルギーフォーラムin敦賀 宣言文』が朗読され、日本のエネルギー政策に対して今後も原子力発電が必要不可欠であることを訴えた。
『2021年度福島第一原子力発電所等視察研修事業事前勉強会』を開催
令和3年10月26日14時より広報委員会主催事業として、あいあいプラザつどいの部屋にて、研修事業参加者を対象の事前勉強会を開催した。『福島第一原子力発電所の廃炉作業と課題』と題して日本原子力学会 福島第一原子力発電所 廃炉検討委員会委員長 宮野廣先生を講師としてお招きし、ご講演と質問応答が行われた。講演内容は福島第一原子力発電所事故の概要から始まり、廃炉の現状、廃止措置のシナリオ、汚染水の処理・処分など多岐にわたってのご説明を頂いた。106頁にも及ぶ膨大な資料を2時間という限られた時間の中で、現場で事故調査された専門家としての貴重なご意見を交えながら、簡潔にわかりやすいお話を頂いた。12月に予定の福島研修参加者にとって、とても実りのある勉強会となった。
◎本事業は、経済産業省資源エネルギー庁からの委託を受け、(一財)日本立地センターが支援しています。また勉強会の講師は、(一財)電源地域振興センターから専門家派遣を頂いております。
研修委員会『処理水、トリチウム水に関する勉強会』を開催
令和3年9月28日18時30分より研修委員会主催事業として会員30名、福井大学関連オブザーバー9名の参加のもと、福井大学敦賀キャンパス第1会議室にて、福島第一原子力発電所における処理水、汚染水、トリチウム水に関する勉強会が開催された。今回は、福井大学附属国際原子力工学研究所 原子力・エネルギー安全工学専攻の泉 佳伸教授のご提案で研究所の学生4名(小林さん、北野さん、伊藤さん、村岡さん)の方々が講師となり、各テーマについてそれぞれご説明を頂いた。①福島第一発電所の処理水海洋放出決定までの経緯と風評被害について②トリチウムの化学的性質や生体への影響について③高濃度汚染水の現状と処理方法について④処理水の放出方法や国内外の原子力施設で行っている管理放出についてなど、4つのテーマについて各自が研究してきたことを丁寧かつ堂々と発表を行って頂いた。質疑応答も活発に行われ、一般の人に向けてとっつきにくい単位や用語などの例示を踏まえながらわかりやすく説明することも重要だと、学生に対して講評の意味も込めた意見も出された。今回の勉強会は、まさに学生と聴講者双方に実りのあるものとなった。
研修委員会『エネルギー政策勉強会』を開催
令和3年8月23日18時より研修委員会主催事業として会員32名の参加のもと、あいあいプラザふれあいホールにて、エネルギー政策勉強会が開催された。
7月21日に資源エネルギー庁より第6次エネルギー基本計画の素案の発表がありました。この素案について説明を求めていたところ、経済産業省 資源エネルギー庁より、原子力立地政策室 室長 前田博貴氏と同 室長補佐 矢島宏樹氏を説明者としてお招きすることとなった。代表として前田室長から「国のエネルギー政策について」のテーマのもと①日本のエネルギー情勢について②エネルギー基本計画の見直しの動向について③原子力政策についての3つの課題についてそれぞれご説明頂いた。
質疑応答では限られた時間の中で、5名の会員から質問や意見が出された。特に国の福島事故の説明責任の重要性や原子力に対する国民への理解活動をもっと強化してほしいなどの声が上がった。前田室長からはそれぞれ頂戴した地元の意見はありがたいとし、どこが理解されていないのかをきっちり正しながら、広報活動を続けていきたいと話された。
『令和3年原子力発電所ならびに石炭火力発電所の安全祈願祭』を開催
令和3年1月15日(金)午後1時30分より気比神宮本殿において、今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止の為、規模を縮小し、山口治太郎会長をはじめ本部、各支部と電力関係34名が出席して、令和3年福井県原子力平和利用協議会の事業遂行と原子力発電所ならびに石炭火力発電所の安全祈願祭を開催した。
気比神宮宮司による祝詞奏上ののち、山口会長・各支部長そして電力代表者による玉串奉奠をして、本年の諸事業の遂行と原子力発電所と石炭火力発電所の安全を祈願した。
2020年エネルギーフォーラムin敦賀を開催
「経済情勢の行方とエネルギー問題」
~感染症と地球温暖化の関わりを考える~
11月7日(土)午後2時から敦賀市プラザ萬象大ホールにおいてエネルギーフォーラムを開催しました。
今年は新型コロナウイルス感染症の流行によって、日本の経済社会に大きな影響をもたらした。コロナ禍の経済情勢とエネルギー問題について、テレビで活躍中のおなじみ、岸博幸氏に講演をお願いしました。会場は400名を越える方々が熱心に講演を聞いていました。
福島第一原子力発電所及び
関連施設視察研修会を実施しました。
10月9日(水)から11日(金)3日間の日程で、福島第一原子力発電所と廃炉に向けて研究開発をしている施設の視察研修を実施しました。心配された台風の影響を受けることなく、次の各施設において丁寧な説明を受け有意義な視察研修になりました。
今回の視察研修会の目的は震災後8年以上経過した福島第一原子力発電所を視察し廃炉措置の取組み、進捗、未来の展望を理解し、近隣の復興状況を見学することにありました。
この視察研修会で得られたものを、広報委員会において「ふくしまは今・・・」と題しリーフレットを作成し、多くの方々に福島の現状をお伝えする為の編集作業を進めています。
実施年月日 : 2019年10月9日(水)~10月11日(金)
視察施設 : ・福島県環境創造センター交流棟「コミュタン福島」
・国立研究開発法人 国立環境研究所 福島支部
・国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構
福島環境安全センター
・福島県環境創造センター
・東京電力HD㈱福島第一原子力発電所(廃炉資料館)
・国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構
大熊分析・研究センター
・国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構
楢葉遠隔技術開発センター
参 加 者 : 19名+電力関係者 5名
※この事業は資源エネルギー庁委託事業「地域等情報交流」~NPO等活動支援~の委託をうけた、一般財団法人 日本立地
センターの協力を受けて実施しました。
福島第一原子力発電所及び
関連施設視察研修会の事前勉強会を開催
10月9日から11日までの3日間の日程で、福島第一原子力発電所等の視察研修会が行われます。
当事業を行うにあたり、参加者がより良い成果を得られるよう予備知識の習得も踏まえて、下記のとおり事前勉強会を開催しました。
実施日時:令和元年9月19日(木) 13:30~15:40
場 所:プラザ萬象 第2会議室
演 題:①『福島第一原子力発電所の廃炉について』
②『廃炉に向けた研究開発について』
講 師:①経済産業省 資源エネルギー庁 原子力立地政策室・原子力広報室
原子力広報官 須山照子様
②国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構 福島研究開発部門
企画調整室長 宮本泰明様
講演内容:①福島第一原子力発電所の廃炉・汚染水の対策を中心に、スライドを使ってお話頂いた。
事故直後から現在の状況を比較しながら、復旧の道筋を学ぶことが出来た。
②福島第一原子力発電所の事故に係る原子力機構の取組みについて、スライドを使用し
お話頂いた。福島県内に整備されたまたは整備中の各研究施設の概要と役割を学んだ。
参加者数:23名(うち男性18名、女性5名)
2019年エネルギーフォーラムin敦賀
地球温暖化対策から見た原子力発電の役割
~原子力発電所の40年以降の運転を考える~
9月7日(土)午後2時から敦賀市プラザ萬象においてエネルギーフォーラムを開催した。
近年異常気象が多くなり、この原因は地球温暖化の影響とされている。この温暖化対策と原子力発電の役割を考えるフォーラムとした。
基調講演では気象予報士の蓬莱大介さんが「気象キャスターから見た異常気象と地球温暖化のはなし」と題して講演した。
そのあと東京工業大学 先導原子力研究所 奈良林直特任教授と気象キャスターの蓬莱大介さんのトークセッションが高木利恵子さんの進行のもと活発な意見がかわされた。
会場は400名をこえる方々が熱心に講演を聞いていました。
第2回研修セミナーを開催
研修委員会は第2回研修セミナーを平成30年11月29日18時より、敦賀市福祉総合センターあいあいプラザにおいて開催した。
今回のテーマは「地球温暖化対策の切り札CCS技術とは」と題して、日本CCS調査㈱常務取締役プラント技術部長 今井英貴氏が講演をされた。
CCSとは、火力発電所や工場などで排出されるCO2を大気中に放出する前に捕らえて、地中に貯留する技術です。CO2を地中に貯留するためには、貯留層とその上部を覆う遮蔽層が対になった構造が条件となる。
今回の講演は予備知識のない65名の出席者にとって、非常に参考になるものとなった。
関係省庁への陳情と要望会を実施
12月6日(木)に神谷保男会長と支部長・理事ら、9名で関係省庁への陳情と要望会を実施しました。午前中には個別に資源エネルギー庁・文部科学省・原子力規制庁・内閣府(原子力防災)の担当者と衆議院第一議員会館の会議室にてこちらからの要望・質問にお答えいただく要望会を実施しました。
午後からは自民党総務会長 加藤勝信先生を、内閣府副大臣 秋元司先生を、自民党経済産業部会長代理神山佐市先生を、経済産業大臣政務官 滝波宏文先生を、文部科学大臣政務官 白須賀貴樹先生を衆議院 原子力問題調査特別委員長 髙木毅先生をそれぞれ訪ねて、神谷保男会長より要望書を手渡し原子力へのさらなる理解を求めた。
今回の陳情にあたっては、地元選出である衆議院議員 髙木毅先生と事務所の方々のお世話になり実施されました。
2018年エネルギーフォーラムin敦賀を開催
11月3日(土・祝日)午後2時から敦賀市プラザ萬象大ホールにおいて、2018年エネルギーフォーラムin敦賀を開催しました。今年のテーマは『このままで大丈夫なの?エネルギー自給率8%』サブテーマに~私たちの未来をみんなで考えましょう~。
エネルギーの大部分を海外に頼っている日本の現状と将来にわたってエネルギーを安定確保する為には原子力発電が有効な手段である事を伝えた。
基調講演は脳科学者の中野信子先生に『脳科学とエネルギー』のテーマでお話しいただいたあと、トークセッションにうつり脳科学者の中野先生と常葉大学経営学部教授の山本隆三先生、進行役としてエネルギー広報企画舎代表の高木利恵子さんの3人で、今回のテーマにそって話が進行しました。
当日は色々な行事と重なったにもかかわらず、400名を越える方々が来場いただきました。
青森県原子力関連施設視察研修会を実施
10月9日(火)から11日(木)の3日間の日程で、青森県にあります原子力関連施設の視察研修を実施しました。心配された天候の方も最終日まで大きなくずれもなく、下記の施設を見学することができました。
今回の視察研修会の大きな目的は高レベル放射性廃棄物の地層処分について、福井県民の方々に正しい理解をしていただく為に、私たちがまず理解することから始める為実施しました。青森県六ヶ所村にある高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターを訪れて、どのように管理され貯蔵されているか、高レベル放射性廃棄物の地層処分について話を伺いました。
これから広報委員会において、2019年6月8日(土)の福井新聞の一面1ページに掲載発行する、えねるぎーかわらばんに高レベル放射性廃棄物の地層処分についてお伝えする為の編集作業を始めます。
実施月日: 2018年10月9日(火)~10月11日(木)
見学施設: 日本原燃㈱原子燃料サイクル施設
・六ヶ所原燃PRセンター
・低レベル放射性廃棄物埋設センター
・高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター
リサイクル燃料貯蔵㈱
・リサイクル燃料備蓄センター
電源開発㈱大間原子力建設所
・運転訓練広報センター
・大間原子力発電所建設現場
東北電力㈱東通原子力発電所
・大型貯水設備
・トレンチの現場
・発電所構内の防潮堤
参加人数: 17名+電力関係者4名
※この事業は原子力発電環境整備機構(NUMO)の委託をうけた、一般財団法人日本原子力文化 財団の協力をうけて
実施しました。
青森県原子力関連施設視察研修会の事前勉強会を開催
10月9日(火)から11日(木)の3日間の日程で、青森県にあります原子力関連施設の視察研修を実
施します。その研修会にあたり、事前勉強会を実施しました。
開催日時: 2018年9月7日(金) 13:30~15:40
場 所: 敦賀市福祉総合センター あいあいプラザ 2階研修室
演 題: 「高レベル放射性廃棄物の地層処分について」
「使用済燃料の中間貯蔵施設について」
講 師: 国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構
核燃料・バックエンド研究開発部門
地層処分研究開発推進部
処分システム研究計画推進課 課長 柴田 雅博氏
地質環境研究総合課 課長 仙波 毅氏
日本原子力発電㈱敦賀事業本部
敦賀発電所 次長 近畑 英之氏
参加者数: 22名 (男性 16名、女性 6名)
第1回研修セミナーを開催 H30.8.3
研修委員会は平成30年7月2日18時30分より、敦賀市福祉総合センター あいあいプラザにおいて今年度最初の研修セミナーを開催しました。
今回のテーマは「第5次エネルギー基本計画」について話をお聞きしました。
講演は経済産業省 資源エネルギー庁 原子力立地政策室 企画官 渡邊宏和氏が行い、質疑応答も活発にされました。
今回の参加者は54名でした。