原平協とは?


      福井県原子力平和利用協議会は、原子力発電をはじめとする「原子力平和利用の推進」を目指しています。平和利用を推進するには、住民に原子力を正しく理解してもらうことが重要です。このめ、「原子力の正しい理解の輪を拡げる」ことが、原平協の大きな活動の一つになっています。

    原平協には、こうした考えや活動に賛同する民間の人たちが自主的に参加しています。

 

◇設立の経緯

 昭和46年ごろ、関西電力の大飯1・2号機新設計画への反対派の運動が激しくなり、ついに町長のリコール騒ぎにまで発展しました。

 こうした状況を見て、それまで個別に行動していた福井県嶺南地方の推進派のなかの有志は、「安全確保を前提条件として、組織だった推進運動を展開すべきではないか」と話し合い、昭和47年(1972)1月30日に福井県原子力平和利用協議会が設立されました。

 

◇基本理念

 ①郷土愛、国を愛する心から出発する。

 ②純然たる民間有志の任意団体で、県や市町村からの助成は受けない。

 ③良識ある住民サイドに立って、原子力の平和利用を推進する。

 ④問題があれば、世論に訴えて解決する。

 ⑤目的と考えをほぼ同じくする団体・グループがあれば協力する。